ライフワンは、アパート売買の時など、
途中から管理業務を受けることが多いので
もともと放置されてたものもあれば、
時とともに積みあがっていく自転車もあります。
どこの業者も有料なら持って行くけど、
無料の所はなかなかないんです。
無料だから、当然1度ですませたい。
だからまとめておいて、たまに取りに来て頂いてます。
いわゆる、都市鉱山の一つですかね。
この自転車、部品を1つ1つバラバラにばらし、
コンテナにぎゅうぎゅうに詰め、
商業用マーチャントシップでガーナなどに輸出しているそうです。
うちの外国人入居者も、日本滞在が長くなると
このコンテナ個人輸出やる人多いですが
現地で組み立て直して、生まれ変わって
アフリカの大地を走ってるそうです。
そして、ひと稼ぎして帰国後
「グッドモーニン、ミスターヤマーダ、
ガーナデ、イエ、カッタヨー」
ってな感じで、英語で電話くれるヤツもいます
(こっちは夜だよ)
車も同じ要領で、車のまま輸出すると関税が高いけど
ばらせば、ただの機械部品なので、関税が安い。
車バラシは、アフリカの人たちには難しいらしく
パキスタン、バングラデッシュあたりの人が多いです。
彼らは、●●トレーディングという会社が多く
「これ、スクラップにするしかないんじゃないの?」
という、仕入値が安い古い車や事故車等をバラして輸出しています。
そういう厳しい所で働く、中東やアフリカ系の方が
僕らのアパートを借りてくれています。
「誰かの仕事で、僕らの人生回ってんだな」って
昔見たコーヒーかなんかのCMセリフが浮かびます。
しかし・・・、
たまるのは、自転車じゃなくお金がいいなあ。
そう思う、山田でした。
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