もう何年も雨漏りで悩まされてきた
自分の鉄骨マンション。
屋根も、壁も、サッシも防水し塗装し
雨どいまで交換し、水勾配も工夫したのに
雨漏りはひどくなる一方で・・・。
腕利きの防水屋のKさんも、
施工は間違いない。
もう地下しかないでしょ。と言ってました。
そこで僕は、土間を壊して
アンダーワールドにダイブする計画を立てました。
もう20年の付き合いになるS親方に破壊依頼。
作業日の午後
「山田さん、ちょっと相談があんだけど、
ゲンバ来てくれねえか?」って電話が。
ラインで画像を送れますか?って
ダメもとで依頼してみたけど
Sさん
「は、ライン? 水糸引くとこなんてねえよ」
って(笑)。
僕「だめだ、こりゃ。」(いかりや長介風)
しかたなく現場に行くと、
結構分厚い土間コンクリートの下から、
さらにもう一枚、立派な土間コンクリートが!
おかしいぞ、これはおかしい。
僕はディーンフジオカじゃないが、
これくらいの推理はできる。
何かを隠すために2重にしたはずだ。
つまりこの下に秘密がある。
そこで、S親方に、もう一枚、やっつけちゃって下さい。
とお願いし、翌日見に行くと、
なんと基礎から、刺さったままのクギと
そして、穴の開いた鉄管と排水パイプ。
へんなところから
「こんにちは」
してるじゃありませんか!!
誰がやったか知らないが、
カットしっぱなしで穴をふさいでないので
地下水位が高くなると浸透して水が入る!
ああ、これか・・・・
僕が探し求めていた答えは
これだったのか!
思えば、この何年も
作業着を着てコーキングしたり
散水実験したり、屋根に何度も上った。
足場代ケチって、高所作業車にも乗った。
屋上に上がる階段もステンレスで作った。
足立区Y社長ありがとう。
足場も組んだ、越谷E社長ありがとう。
外壁のコーキングは、変性シリコンがいいって
勉強したのも、この現場のおかげだった。
今までいくら使っただろう・・。
ああ、でもやっとたどり着けたんだ。
これできっと雨漏りは完治する。
(といいなあ)
僕の雨漏りスキルは、
専門職を除く不動産営業マンとしては
国内トップレベルに近いんではないだろうか?
最近そう思い始めています。(笑)
困ってる投資家さんがいたら、ご相談下さい!
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