人生は、移動した距離に比例して豊かになるという側面があるそうです。昔の僕も似たような経験があり、限られた人や限られた場所に長く居すぎると、苦痛はずっと続くもので、人生の全てに見えてしまいます。しかし実際に地球を移動してみると、見た事も聞いたこともない事、様々な価値観で人類が成り立っているのだと気づきました。だから今、僕等がいる空間なんて狭い狭い!そこで起きた良いことも嫌なことも、ずっとは続かないし、自分はとても小さく、世界は想像以上に広いという事なんです。こうして異文化を理解していく中で、改めて日本っていいなという側面と、日本の、特に無形のサービスについては、対価に見合っていないものも多いなという事に気づくようになりました。高い対価を払えば、高いサービスが受けられるし、払う対価によってサービスは異なるという事が事実で、これは平等ではなく公平という事です。これが世界の常識なんですよね・・・(僕はいつも高い対価を払えるようになろうと思ってますけど・・まだ途中です)。ちなみに、この画像は先日のヘルシンキのカイサニエミ駅構内で見た告知広告。日本でこの手の告知をやったら全然ウケないでしょう。でも、知らんぷりしても、これも愛すべき地球の一部です。僕は受け入れ、理解しようと努力しています。
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